九州国際バッハ音楽コンクール



〜振り返って投稿しています〜


2020年 12月 

12月27日、九州国際バッハ音楽コンクールでした。

会場は、久留米シティプラザのグランドホールです。

とても素晴らしいホールで、そのステージに立てるだけでも幸せな場所です。

今回、4名の生徒さんが挑戦されました。

バロックの曲を突き詰めていくことは、大変勉強になります。

本番では、生徒さん一人一人が、それぞれの持つ良いところを十分に発揮されていました。


幼児部門のSちゃん、第2位を頂きました。
コンクール初参加でしたが、普段から練習の取り組み方が素晴らしいです。
本番での、とても伸びやかで素直な音色が、大変美しかったです🍀


1a 部門のYちゃん、第2位を頂きました。
いつもニコニコ明るくて、指先もとてもしっかりしています。元々持っているご本人の明るさが、本番の演奏にも表れていて、軽快にキラッと光る素敵な演奏でした🍀


1a 部門のCちゃんもコンクール初参加でしたが、
普段からレッスンの教本を何冊も丁寧に、ご自分でたくさん取り組んできてくれます。
本番ではとても緊張したそうですが、でも、指が勝手に動いてくれたそうです。それほどまでにたくさん練習を積まれてコンクールへ臨まれました。
とても大切に、丁寧に音を出されていて、
ですが、最後の一音が惜しくもかすれてしまい、思わず弾き直してしまいました。
今回は心残りな演奏だったと思いますが、その気持ちや、本番までの取り組み方が、必ず次へと繋がります。
Cちゃんがとても偉いのが、本番が終わってからも、ご自分の納得がいくまで、更にたくさんたくさん練習をして、次のレッスンにその曲を持ってきてくれたことです。その気持ちが必ず次へ生きてきます。また一緒にたくさんお勉強積んでいきましょうね🍀


1b部門のMちゃん、第1位を頂きました。
Mちゃんを私はとても尊敬しています。Mちゃんは、ご自分の部門の課題曲、22曲を全て聴かれて、その中から一番好きな曲を選びました。選曲の時点でとても強い気持ちを感じましたし、曲を仕上げていく上でも、尚更その思いが音へと表れていました。
本番では、自然な「間」、転調してからの音色の変化、、とても自然で美しい音楽でした🍀



コンクールを通して、一人一人がぐんと頑張り、
より美しい音楽を目指して日々取り組まれる姿が、私にとって大変嬉しかったです🍀🍀

これからまた、一人一人がそれぞれの目標を持って、ピアノが弾ける喜びと共に、学ばれていってほしいです🍀🍀